他人格的適合者(タジンカクテキテキゴウシャ)『短編』
「おんどりゃ〜あ!何もんじゃあ!」


次の日、純一郎にメンチを切られながら…俺は、お嬢様が通う学園に、編入することになった。


窓の向こうからは、剣じいに狙われながら…。


「太陽様!」

茉莉は、1日中…隣に座り…腕を絡めてくる。




この奇妙な物語は、いつのまで続くのだろうか…。


多分…終わらない。


俺に戻っても、教室内の白い目は…変わらなかった。


「太陽様…愛しておりますわ」

茉莉は、さらに抱きついてくる。


「お嬢様ああ!」

純一郎達取り巻きが、号泣し…、

俺の座る机に、小さな穴が開いた。



「どうなるんだろ…」

俺の未来は………。





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