◉◉◉ 俺たちはキチガイじゃねぇ!◉◉◉
衝突
テルと仲間は道路を制圧していた。


テル『やっとすっきりしたわ!』


北野『じゃ、繰り出しますか?』


テル『あれ仕事中だろ?』


北野『そうだっけ?お前誕生日なんだろう!なら、パーティーじゃんか!』


けーご『よっしゃ。飲み会おごったる』


3人は『本物』を片付け、何事もなかったように夜の街へと繰り出し、

楽しい仲間との夜はふけていった。



テル『ウワ。あったまいて〜。』



部屋はワンルーム8畳、一人暮らしにも大分慣れているせいか、

若者らしくないほど部屋は綺麗に整っていたが、ガスと電気に問題があった。

家賃もだいぶ滞納していて、テルはここにひっそりと住んでいた。



テル『こんな時間かよ。ハァ〜。』


朝まで『宴』は続き、今はもうお昼を過ぎていた。

テルはタバコに火を付けると一枚の紙に気付いた。



『秋山〜。誕生日プレゼントにクーポンかよ。』



その時、テルはチラシの中にある一枚の求人広告に気付いた。

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