◉◉◉ 俺たちはキチガイじゃねぇ!◉◉◉



堀江『うぅ。頭が痛い。体も動かない。』



奈緒美『・・・それジョーク?昨日、凄くご機嫌で酔ってたんだよ、覚えてる?』



堀江『そうか、あのー。気孔?の・・・』



奈緒美『ヨシコさん!あの旅館の娘さんがお兄ちゃんをお姫様抱っこして連れて来てくれたの!!』



堀江『…そうか。でもあの子、ええ?コンパニオンじゃ?』



奈緒美『もういいから早く行くよ面接!』



堀江『薬と水をくれ・・・』



宴会場で出合ったヨシコはコンパニオンでなく旅館の娘だった事も、

クレームをつけに行った結果、記憶を忘れるほど飲んだ事も、

堀江にはどうでもいいほど具合が悪かった。

しかし、そんなに気分の悪い感じはしていなく、むしろ晴れていた。



アイム『おはようございます社長!』



そして、また曇り始めた。



堀江『水。』



アイム『ういっす!』
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