◉◉◉ 俺たちはキチガイじゃねぇ!◉◉◉
仕事
それから、数週間が立ち、二人ともだいぶ仕事に慣れていた。

テルとアイムはまず朝起きる事から仕事ははじまった。


アイム『おい。おい。起きろ。行くぞ!』


テル『まてよ〜ハル〜。』

ボコン!


アイム『また幽霊とデートかよ!』


テル『いいだろー夢なんだから。』


アイム『いいけどおまえ寝てないんじゃない?凄い顔だぞ!?』


テル『違うよ!あいつがこき使うからだよ!』


アイム『社長な!おまえがちゃんとやれば社長だって怒らないんだよ!』


テル『まあな。でもあい、社長お前にだってすげーじゃん!』


アイム『お前も見ただろ!大変なんだよあの体で、精神的にも!』


テル『まあな。でも俺のせいじゃねえしよ。』


アイム『いいから行くぞ!』



そして、二人はまず掃除と飯の支度をする。

それから堀江を起こし、身の回りの世話や、

リハビリをしたり温泉に入れたり、買い物や映画につき合ったりと、

四六時中、堀江の横にくっついていた。



堀江『おい新人と馬鹿!これ、移動したのどっちだ』



この日は朝から機嫌が良くなかった堀江は、読みかけの本についてキレていた。


テル『新人も馬鹿もしらねーよ!そんなの!』


アイム『馬鹿!探します社長!』


堀江『失せろ虫けら!』


アイム『上等だよ!』


数週間、耐えに耐えたテルはもうどうでもよくなっていた。


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