◉◉◉ 俺たちはキチガイじゃねぇ!◉◉◉
奈緒美『おーい!兄貴!』

バサー!

堀江『まぶし!奈緒美今日は一人にしてくれ。』

奈緒美『えー?無理!』

堀江『ええ〜!』

奈緒美『ナニへこんでんだよ兄貴!』


堀江『。。。』

堀江『まったく、やられたよ。あの新人と馬鹿には。』

『あいつら俺をなめてんだよ。』

『あいつら俺を馬鹿にしてやがる。』

『本気で!』


奈緒美『嬉しいの?』

堀江『嬉しい?んなわけないだろう。そんな趣味もってないよ。』

奈緒美『だよね、ドエスだもんね!(笑)』

堀江『いや、でもさなめられる事なんて沢山あったし』

堀江『そう言う奴らをぶっ壊して来ただろ。』

『でもあいつらは違うんだよ、金とかじゃなくて、ちゃんと俺を見てくれてたんだよ。』

『あいつら、俺を友達かなんかと勘違いしてんだよ。』

『同じ人間だっ!つって!・・俺、雇い主なんだけどね!』

奈緒美『あの子達にとって兄さんは化物でも障害者でも社長でもないんだね』

堀江『ひどいな、化物って。』

奈緒美『フフフ。みんな昔から言ってるもん!』



堀江『本当やられたよ。おまえには!』

奈緒美『あれ?ばれてた?』

堀江『兄貴だからな。考え方も似てるんだよ』



『殴れなんて言ってないわよ私。』


< 57 / 122 >

この作品をシェア

pagetop