甘々王子×地味子の恋
30分経過・・・
プリント回収とともにチャイムが鳴った。休み時間だぁ!!
詩音の所に行きたいんだけど・・・詩音は人気者だし、朝話すか、昼食を一緒にとることしかできない・・・。
だから、休み時間はいつも1人。詩音だってちょっとぐらい来たっていいじゃんか~。って思うけど正体がばれるようなことが起こったらヤバいし、しょうがない。
―――――12時30分
あっという間に昼休み~、早いなぁ・・・
「亜優美~、食べよ~」
「当たり前でしょ、毎日一緒に食べてんじゃん」
『キャー―――!!!』
「今のなに!?・・・ん?なんか向こうのほうでさわいでるよ」
「きっと、あれだよ!」
「なになに~?」
「とりあえず、いこうよ」