たなごころ―[Berry's版(改)]
完全に腰を落とした箕浪は、笑実を見上げながら。両手で大きく大腿を押さえ、目前に顔を埋めた。小さく顔を覗かせた、快楽の果実を吸い上げながら。期待も想像も超えた感覚が、笑実の身体を支配した。崩れそうになる身体を、笑実は必死に耐える。
口の中で、果実を飴玉のように転がしながら。蜜が滴る笑実の中へと、右の中指を差し込む。柔らかい感触が、箕浪の指を包んだ。空気が漏れ出たような鋭い声が、笑実の喉を鳴らした。
「俺の指で、一度いっておくか?笑実」
「っや、そこでしゃべらないでぇ……」
小さく首を振りながら、途切れがちに。聞きなれない、敬語ではない言葉を口にする笑実に。箕浪の眸は更に細くなる。
箕浪は眸を閉じ、感覚を舌先と指先へ集中させる。深く、笑実の身体に姿を消している指を大きく動かしながら、徐々に本数を増やす。時折、口の中で固さを増した果実に、優しく歯を立てることも忘れず。笑実の快楽の昇華だけを考えて。
一際大きな笑実の声と、これ以上ないほどの指の締め付けを感じた後。笑実の身体が崩れ落ちる直前。箕浪は、笑実の身体を抱きしめた。
口の中で、果実を飴玉のように転がしながら。蜜が滴る笑実の中へと、右の中指を差し込む。柔らかい感触が、箕浪の指を包んだ。空気が漏れ出たような鋭い声が、笑実の喉を鳴らした。
「俺の指で、一度いっておくか?笑実」
「っや、そこでしゃべらないでぇ……」
小さく首を振りながら、途切れがちに。聞きなれない、敬語ではない言葉を口にする笑実に。箕浪の眸は更に細くなる。
箕浪は眸を閉じ、感覚を舌先と指先へ集中させる。深く、笑実の身体に姿を消している指を大きく動かしながら、徐々に本数を増やす。時折、口の中で固さを増した果実に、優しく歯を立てることも忘れず。笑実の快楽の昇華だけを考えて。
一際大きな笑実の声と、これ以上ないほどの指の締め付けを感じた後。笑実の身体が崩れ落ちる直前。箕浪は、笑実の身体を抱きしめた。