東京23区の女性たち(新宿区)
日常
学生のとき良く東西線に乗っていた。
(高田馬場から早稲田の一駅だけど)

ある夜、美人な(とても)女性が自分の対面に座った。ただ足から血が少し出ていた。(急いでいて転んだのが、靴のサイズが合わずに転んだのかわからないけど)

学生時代は誰しも調子にのるものだ。
(大丈夫ですか?ハンカチありますか?)
しかしながら相手が美人すぎるのと非日常的風景で声がかけれない。
(美人、足から血、電車)
想像通り女性はある駅で降りて行く。

「素敵な靴は素敵な場所へ連れて行ってくれる」これは何かの本で見た。

「サイズが合わない靴は男性にとびきりの非日常をプレゼントする」これは経験則だ。

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