あたしにはみんなが必要なんだ。





蒼「真白、終わった…かも」





久しぶりに部屋から出た蒼の顔は少しやつれていた。





真「あぁ。ありがとう」




あたしはメールを確認しながらいう。




來「蒼、サンキュな。少し休め」





蒼は頷いて、幹部室を出ていく。







真「…あたし一旦家帰って緑と話してくる」





來「送る」





真「大丈夫。赤羽連れて帰るから」





來斗のあたしを心配した提案に首を横に振る。





今日はここに赤羽の後ろに乗ってきたし。





兄妹の会話には赤羽も入れなきゃね。





真「じゃあ。また」





來「気をつけろよ」





來斗に手を振って幹部室のドアを閉める。





蒼と來斗以外の幹部は赤羽にいじ…鍛えられてる。






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