あたしにはみんなが必要なんだ。
真「それで、あたし乗せた赤羽のバイクが何者かにつけられて、まくの大変だったんだよね」
長々と話していたせいで疲れた。
赤「あぁそんなことあったなぁ。蒼が出てこねぇからなんかあったのかとは思ってたけど、まさかなぁ」
あたしは緑の部屋の冷蔵庫をあけて勝手にオレンジジュースをだす。
横の棚からこれまた勝手にグラスをとってオレンジジュースをそそぐ。
真「で。緑の呼びたしの内容覚えてる?」
赤「いや全く」
緑「赤羽とのストレス発散先を探してたら闇龍の情報を見つけたんだよ」
緑が赤羽にため息をつきながら言う。
真「そ。そんときは、大事になるとか思ってなかったから軽く流したんだけど」
ゴクッとオレンジジュースを喉に流し込む。
真「その続き話すね」
飲み終わったグラスを机に置く。
ひとつ息をつきあたしは続きを話始める。