忘れられない
昼休みになり、

宮森と喋りにくかった。


私は、勇気を振り絞って

宮森を




__バシッ…





と叩いた。


「いってぇ」


「ちょっと!

気まずいんですけど!」


「そんな事言われたって。

俺だってそうだし!」


宮森も

気まずいんだ…。

意外だなぁ…。



それから、

学校が

終わってからの夜。



知らない

アドレスから

メールが届いた。


正体は、

あまり喋った事の

無いクラスの、

田那波健太郎

(たなばけんたろう)

っていう人だった。


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