忘れられない
滑り台をのぼり、

おりて、

またのぼって、

おりて、

後はゴールを

目指すだけ。




「ゴール!

タイムは!?

っはぁ…はぁ…

どっ…どう?」


すっごい、

鼻息たてて…

大丈夫なのこの人…

「10秒79!!」



「おっ!!

速くね!?

スゲェ!!俺!!」


「スゴいスゴい!!

一番

速いんじゃない!?」

と、江口を

ほめた。



「へっへーん!!」

偉そうに笑う江口。



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