あたしはいじめっ子

これは悪夢だ!

頬をつまむ。

でも…頬が痛くなるだけ。

夢じゃないんだ。

そうだ!

お母様に電話しよう!

携帯を取り出すと

「はぁ?まだ助けを求めるつもり?もう、助けてくれる人なんていないよ?」

一か八か

かけてみよう。

「もしもし…」

「美優!?あなた、橋本グループの誰かに何かしたでしょう!?橋本グループの人がいってたわ。そのせいで…会社が潰れたのよ!?何してくれるのよ!」

また、切られた。

そうだ、執事に…

プルルルル…

出ない。

もう

どう足掻いたって

ダメだ。

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