【短編】幼馴染達のとある1日
そして、学校から徒歩二分のコンビニへ。
ちなみに家から学校まで徒歩七分なので私たちはいつも歩いて帰っている。
ウィーン、
『ありがとうございましたー』
「はい。カルピス。」
「ん。」
前で待っていたカズヤに袋ごと渡して、私は別に買ったリプトンを開ける。
ゴク、ゴクとカルピスを傾け一気飲みかというぐらい勢いよく飲むカズマを呆れながら横目で見ていると、偶然チラリとコンビニの店員さん(たぶん、同年代)がこちらを見ていて。
(…………。)
「あんたでかいのよ」
「なに、いきなり」
リプトンを飲みながらそういうと一気に半分も飲み干したカズヤは目を丸くする。