それでもキミが好きだから…

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1、クラス発表



ー美依sideー

今日から、私木下美依(きのした　みい)は中学1年生！！

小学校の仲間とは、クラスが離れてしまう。

そう、今日はクラス発表の日。





私は、朝から大好きな彼氏の橋本優太(はしもと　ゆうた)に会った。

「みぃ、おはよ～♪」

優太に声をかけられた。私は、もちろん笑顔で

「おはよ～！！同じクラスになれたらいいね！！」と言った。

もちろん、中学生になるんだから違う小学校から来た人もいる。




私の小学校は、桜咲小学校。

私達の小学校以外の人は、ほぼ全員丘の上小学校だ。

私には、丘の上小学校、略して丘小にたった1人だけ友達がいる。

「みぃ、久しぶりぃ～！！」

私は、その友達に声をかけられた。

「あっ、アヤだ～！！久しぶりだね！！」

アヤとは、姫宮愛優(ひめみや　あや)のことだ。

アヤは、私の家の近くに住んでいて、小4のころから一緒に遊んでいる。








先生が、
「クラス発表の紙を貼るので、自分のクラスが分かったら、教室に行ってください。」

と、言った。