それでもキミが好きだから…

ータクトsideー

*拓人へ*
明日、私の家で私と華恋とタクトと慎吾でお泊まり会しよ~!!
*美依より*

お泊まり…会?

別に良いけど、親になんて言えばいいんだろ?

悩んだ末に、

「母さん、明日慎吾の家にお泊まり会しに行ってもいい?」

と、言った。

答えは、

「いいわよ~」

と、あっさりOKだった。

*美依へ*
OKー!
*拓人より*

*拓人へ*
よかったぁ。
華恋も慎吾もOKだって~♪
じゃあ、詳しいことは明日決めようねー!
*美依より*

ってかアイツ、自分の彼氏誘わなくていいのか…?

これが優太にバレたらみぃ、ヤバイんじゃねーか?

これは、死んでも優太には言わねー!

みぃが優太よりも俺を選んでくれたことが嬉しい。

…でも、俺は慎吾のついでかもしれねぇしな。

でも

今は、それでもいい

ついででもいいから

みぃと一緒にいたい。
< 113 / 120 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop