それでもキミが好きだから…
ー慎吾sideー
まだ、4時か。
6時位まで、一眠りしようかな。
♪~♪~♪
「んんっ」
まだ、6時じゃねーよな?
そう思ってケイタイを見ると、
着信:木下 美依
と、表示されていた。
みぃから、電話?
『もしもし、慎吾?』
『うん』
『あと、1時間でタクトと華恋来ちゃうんだけど、片付けするの忘れてたから手伝って~!』
『はぁぁ!?…バカ。今から行くから待ってろ』
『ホント、ありがとう!』
仕方ねぇな。
手伝ってやるか。
俺は急いでみぃの家に向かった。
『ピーンポーン』
『あ、慎吾!入っていいよ~』
「おじゃましまーす。」
「1階の掃除機よろしく!」
「了解」
「私の部屋にも掃除機かけといてね!」
「はいはい。」
俺はあきれながら掃除機をかけ始めた。