それでもキミが好きだから…
「みぃは、清潔な人じゃないよ!みぃの部屋の汚さには驚いたよ…。」
「えっ!?奈穂って、みぃの部屋行ったことあるの?」
「うん」
「へぇー。いいなぁ。私も行ってみたいなー。ねぇ、そういえば、みぃって、自分の可愛さに気づかないぐらいの天然ちゃんだよね~♪」
「うんうん。」
「へぇー。」
「だって、告白されるたびに、『なんで私に!?可愛くないのにー。嫌がらせかなぁ?』って言ってるもん。」
と、三上が言う。
「あはは、みぃらしいよ。でも、メッチャ優しいよー♪」
「へぇー。」
「あっ、みぃは優しいけどキレればメッチャ怖いから気をつけてね!」
「おぉ。サンキュー。」
~キーンコーンカーンコーン~
チャイムが給食タイム終了を告げた。
ふぅー。
やっと、昼休みかぁー。
俺は、昼休みをりいとと過ごすことにした。
そんなとき、
「杏~、波留夏~、図書室いこっ!」
「「いいよー」」
と、みぃ達の会話が聞こえた。
みぃは、図書室に行くのかぁ。
俺も、行きたくなってきた。
「なぁ、りいと。俺らも図書室いかねぇー?」
「え?あー、いいけど。あのさ、拓人って、みぃのこと好きなの?」
「好きじゃねーよ。俺が好きなのは、ゆうらだけだよ。」
そう、俺の好きな人はゆうらだけ…
俺は、自分に言い聞かせた。
それなのに、ゆうらを好きなのに、みぃのことも気になる。
気になって仕方がない。
好きなんじゃない。気になるだけ。
俺は、自分にそう言い聞かせた。
「えっ!?奈穂って、みぃの部屋行ったことあるの?」
「うん」
「へぇー。いいなぁ。私も行ってみたいなー。ねぇ、そういえば、みぃって、自分の可愛さに気づかないぐらいの天然ちゃんだよね~♪」
「うんうん。」
「へぇー。」
「だって、告白されるたびに、『なんで私に!?可愛くないのにー。嫌がらせかなぁ?』って言ってるもん。」
と、三上が言う。
「あはは、みぃらしいよ。でも、メッチャ優しいよー♪」
「へぇー。」
「あっ、みぃは優しいけどキレればメッチャ怖いから気をつけてね!」
「おぉ。サンキュー。」
~キーンコーンカーンコーン~
チャイムが給食タイム終了を告げた。
ふぅー。
やっと、昼休みかぁー。
俺は、昼休みをりいとと過ごすことにした。
そんなとき、
「杏~、波留夏~、図書室いこっ!」
「「いいよー」」
と、みぃ達の会話が聞こえた。
みぃは、図書室に行くのかぁ。
俺も、行きたくなってきた。
「なぁ、りいと。俺らも図書室いかねぇー?」
「え?あー、いいけど。あのさ、拓人って、みぃのこと好きなの?」
「好きじゃねーよ。俺が好きなのは、ゆうらだけだよ。」
そう、俺の好きな人はゆうらだけ…
俺は、自分に言い聞かせた。
それなのに、ゆうらを好きなのに、みぃのことも気になる。
気になって仕方がない。
好きなんじゃない。気になるだけ。
俺は、自分にそう言い聞かせた。