それでもキミが好きだから…
学校行事
ーみぃsiedー
私たちは、来週の運動会に向けて練習をしていた。
なのに、私たちのクラスでは、かなり風邪が流行っていた。
練習しないわけにもいかないので、少人数でも練習していた。
大親友のアヤも休んでしまったので、私は波留夏と行動していた。
10分休憩になると、私と波留夏は恋バナをした。
「ねぇ、波留夏って、好きな人いないの?」
「んー。一応いるよ・・・。」
「えっ!?マジ!?誰~?」
「secrate!!」
「えーっ!!私の好きな人知ってるくせにぃ~!!」
「うーん。じゃあ、絶対にばらさない?」
「うん。もちろん!!」
「み、道越拓人さん・・・。」
「えーーっ!?なんで?」
「ウチも、タクトも、書記やってるじゃん。その時に少し話したら、男子にも女子にも平等でいい人だなぁって思って、好きになった。」
「へぇー。」
私は、やっぱりタクトはアヤの言ってた通りの優しい人なんだなぁと思った。
「みぃって、他に好きな人いないの?」
「へっ!?あ、うん。」
私は、一瞬慎吾の事を考えてえしまった。
「いるわけないじゃ~ん!優太と付き合ってるんだからさっ♪」
と、私は続けた。
「あー、そっかぁ~。」
♪キーンコーンカーンコーン♪
10分休憩終了のチャイムが鳴って、私たちは席に着き、6時間目の授業を受けた。