それでもキミが好きだから…

よーしっ!

今日からはアヤが来るぞー!

私は、とても張り切っていた。
 
しかし、お母さんに

「みぃ、何か顔色悪いよ!」

「えーっ!そんなことないよー」

「いいから熱測ってみなさい。」

「はーい」

<ピピピピピー>

体温計を見てみると、

「お母さん、38、6だった。」

「えー!もう、寝てなさい!」

「はぁい。」

あーあ、せっかくアヤが来るのに…。

まっ!早く寝て治そう♪

お母さんが仕事が終わって帰ってくると、私に漫画本を買ってきてくれていた。

“お母さん、ありがとう”

私は心の中でそう言ってからお昼ご飯を食べた。

お昼ご飯を食べてからは、布団に入りながら漫画本を読んでいた。

それから2、3時間たった頃にインターホンが鳴った。

♪ピンポーン♪

「はーい」

お母さんが出かけていたので私が出た。

「みーいー!久しぶり~☆」

「アヤァァァ~!」

アヤば私が休んだからプリントを届けてくれた。

「みぃ、明日から来れそう?」

「うん!もちろん。」

「あっ!明日から運動会の朝練始めるから7時30分までに集合だって~♪」

「okok。ありがと!」

「うん。バイバイ('∀´)」

明日からは絶対に行くゾー!

私は、心の中にそう決めた。
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