それでもキミが好きだから…
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席替え


ーみぃsideー

今日は、2学期の始業式がある日。

昨日まで夏休みだった。

始業式では、眠気と戦っていた。しかし、負けてしまった。

結局、始業式は爆睡してしまい、終わったときに杏に起こされた。

私達の学校では、始業式が終わったあとに給食を食べて、そのあとに2時間学級活動がある。

5時間目の学級活動は何をするかというと…!?

席替え!!

「「待ってました~♪」」

と、言う声が響く。

各班に、全部の係りが1人居なくてはいけないから、係りごとにくじ引きをした。

「あ、私4班だ!」

と、一番最初にくじを引いた杏が言った。

次は、私。

「5班だ~♪」

私は、杏と一緒に黒板に書きに行った。

5班のメンバーはこうなった。

*姫宮 愛優<広報>
*花咲 華恋<規律>
*木下 美依<環境>
*道越 拓人<学習>
*荒石 慎吾<保健>
*平山 有輝<集会>

凄い!メッチャいいメンバーじゃん!

私は、心の中で感激した。

アヤも華恋も同じだ!

それに、慎吾も…

座席を移動して初めて分かった。

5班は、2号車と3号車に股がっているから私は4班の誰かと隣の席になる。

えっ!?

私はビックリした。私の隣の席が優太だと知ったから。

班は、くじ引きで決めるけど席は先生が決める。

絶対、三浦先生のイタズラだな!

私は、そう思ったけど嬉しかったから三浦先生には何も言わなかった。
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