それでもキミが好きだから…
ータクトsideー

やっと放課後になった。

しかし、慎吾とみぃのせいで居残り。

……しかも、なぜか優太までいる。

「何で優太がいんの?4班って終わったんじゃないの?」

と、俺は優太に聞いてみた。

すると、優太は

「今日、みぃと一緒に帰るから待ってる。」

と言った。

「おぉー!さすがカレカノ!」

と、慎吾。

「いいなー。優太羨ましい。」

と、有輝。

ん?っておいおい。

有輝もみぃの事好きだったのかよ!

ライバル増えたー…

「もう!そんな話いいから早く終わらせようよ!」

と、みぃ。

「ってか、みぃが終わってないんだろ?」

と、慎吾。

「私、今終わった~♪」

「え!?ちょっと貸してみ。確認してやるから。」

と、俺。

みぃから受け取って見てみると…

「ごめん…言いづらいんだけど、みぃ1文字ずつずれてる。」

「えー!?あ!本当だ…」

「もう!みぃ早くしろよ!」

と、慎吾。

「「「「「慎吾もな!」」」」」

と、慎吾以外の全員。

結局、その30分後に終わった。

「みぃ、バイバイ♪優太と楽しく帰れよ~♪」

と、姫宮。

「アヤ~!からかうの禁止ー!」

と、みぃは顔を赤くしながら言った。

「照れてるみぃも可愛いぞ!」

と、姫宮。

姫宮。お前は何処のナンパ氏だよ…

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