それでもキミが好きだから…
次は、慎吾VSみぃの勝負!
慎吾は優しいし、ワザと負けてあげるかもな。
弱いって言ってたし。
それに…
慎吾もみぃの事が好きだから。
でも慎吾は友達だからライバルだからと言ってイジワルとかはしない。
友達と同じ人を好きになる。
それは、どちらかが選ばれるorどちらも選ばれないの2択。
でも俺は頑張るぞ。
そう思っていたらみぃと慎吾の準備が整った。
「レディーーGO!」
と言う俺の合図で試合はスタートした。
しかし、その結果は意外な物だった。
「し、し、慎吾?」
俺は驚いて慎吾の名前を呼んでしまった。
すると、有輝が
「あー。慎吾は6年の頃、クラスの腕相撲大会で1位だったの知ってたか?だから慎吾には勝てないと思うぞ……って、もう遅いか。」
と、俺に言った。
慎吾は2、3秒で勝ってしまったのだ。
それから慎吾はみぃに
「弱いなー」
などといっていた。
みぃは確かに弱いけど、慎吾が強すぎるんだよ!
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今は、みぃは優太の人。
俺の彼女ではないけどこうしてみぃと笑い合えるのは俺にとってとても幸せなんだ。
彼女になってくれたらもっと幸せなんだろうけど。
でも、
いつか奪ってみせる。
みぃを優太から…