それでもキミが好きだから…
俺は、全て正直に答えた。
だけど、
「タクトと慎吾ってみぃのこと好きなのか?」
この質問には正直に答えることができなかった。
俺は図星を言われてビビったけど、落ち着いて言った。
「別に、好きな訳ではないけど。」
「じゃあ、慎吾は?」
「分かんねーけど、慎吾も違うんじゃね?」
「あーそう。なら、いい。」
こうして、俺と優太の話は終わり、教室に戻って行った。
しかし、教室に戻っても2人の姿はなかった。
……慎吾とみぃ、何してんだよ。
優太が勘づいてるぞ…
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しばらくすると、やっとみぃと慎吾が帰ってきた。
「何してたんだ?」
と、俺が聞いても
「ヒーミーツー!」
と言われるだけだった。
…仕方ねー。
今日、帰ったらメールで聞くしかねーな。