それでもキミが好きだから…
«4»
☆拓人の恋☆
ーみぃsideー
なんでタクトと慎吾ってあんなに優しいんだろう。
だって、私が泣いているときに優太は『大丈夫か?』って言うだけで
タクトみたいに真剣に話をきいたり、抱き締めてくれないし
慎吾みたいに、私のことをからかって楽しませてくれない……
私はそのことを華恋にいいながら登校していた。
「優太はもう私のこと好きじゃないのかなぁ?ねぇ、華恋。どう思う?」
「優太はみぃのこと、まだ好きだと思うよ。ってか、タクトと慎吾のこと気づいてないの?」
「え?何?」
「はぁ…みぃ、天然すぎ!抱きしめてくれたり、からかってくるのは、みぃのことを好きだからに決まってんじゃん!」
「え?それはないよ~。ただ、優太が私に優しくしてくれないからタクトと慎吾が優しくしてくれてるだけだよ?」
「学校についたらアヤにも同じ質問してみ。」
「…?うん、分かった。」
_________________
そして私は、アヤにも同じ質問をしてみた。
「んなの、タクトと慎吾がみぃのことを好きだからに決まってんじゃん。普通、好きでもない人を抱きしめたりしないっしょ。」
「あの2人が私を好きなはずはないよー。抱きしめてくれたのはタクトが優しいからだよ~」
「はぁ。んじゃ、聞いてみたら?」
「え?何を?」
「タクトと慎吾に『ねぇ、私のこと好き?』って。」
「無理に決まってんじゃんー!そ、それに、タクトと慎吾が私のことを好きなはずはないから……」
ちょっと、アヤさん?
『私のこと好き?』なんて聞けるはずないでしょ…
一応、私、タクトと慎吾を好きなんですよ?
優太も好きだけど…
そっか、アヤにはまだタクトと慎吾を好きだってこと言ってないんだもんね…^^
なんでタクトと慎吾ってあんなに優しいんだろう。
だって、私が泣いているときに優太は『大丈夫か?』って言うだけで
タクトみたいに真剣に話をきいたり、抱き締めてくれないし
慎吾みたいに、私のことをからかって楽しませてくれない……
私はそのことを華恋にいいながら登校していた。
「優太はもう私のこと好きじゃないのかなぁ?ねぇ、華恋。どう思う?」
「優太はみぃのこと、まだ好きだと思うよ。ってか、タクトと慎吾のこと気づいてないの?」
「え?何?」
「はぁ…みぃ、天然すぎ!抱きしめてくれたり、からかってくるのは、みぃのことを好きだからに決まってんじゃん!」
「え?それはないよ~。ただ、優太が私に優しくしてくれないからタクトと慎吾が優しくしてくれてるだけだよ?」
「学校についたらアヤにも同じ質問してみ。」
「…?うん、分かった。」
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そして私は、アヤにも同じ質問をしてみた。
「んなの、タクトと慎吾がみぃのことを好きだからに決まってんじゃん。普通、好きでもない人を抱きしめたりしないっしょ。」
「あの2人が私を好きなはずはないよー。抱きしめてくれたのはタクトが優しいからだよ~」
「はぁ。んじゃ、聞いてみたら?」
「え?何を?」
「タクトと慎吾に『ねぇ、私のこと好き?』って。」
「無理に決まってんじゃんー!そ、それに、タクトと慎吾が私のことを好きなはずはないから……」
ちょっと、アヤさん?
『私のこと好き?』なんて聞けるはずないでしょ…
一応、私、タクトと慎吾を好きなんですよ?
優太も好きだけど…
そっか、アヤにはまだタクトと慎吾を好きだってこと言ってないんだもんね…^^