それでもキミが好きだから…


「華恋でしょ?」

………。

今まで悩んでた時間はいったいなんだったんだ…

ってか、華恋ってバレー部辞めて帰宅部になったんじゃなかったっけ…?

「バーカ」

俺は思わずそう言ってしまった。

「え?」

みぃは驚いた表情で俺のことを見てきた。

「華恋じゃねーよ」

そう言うと、

「え~!?」

と、みぃが大声で言った。

とりあえず、『私でしょ?』って言われなくてよかった。

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