imaginary・oz・world
†「涼side」
「ちょっとゴメンね?」
さっきより更に近くなるユウっちの顔
…ち、近い!
「ちょ、動くなっ!」
「動くなって言われても無理っすよ!だってす、……すす…」
「逆エビ…」
「ひっ…!」
逆エビの刑をされたときの痛みと恐ろしさが一瞬にして蘇る
と、同時に左目の視界がいつもより明るくなる
「よし!」
「これは…」
左髪には髪止めがついていた
「さっき私がつけてたやつだけど…嫌だった?」
「いや!全然嫌じゃないっす!!」
「ふふっ…そう」
「!!?さ、さぁ!行くっすよ!」
ユウっちの手を握ると
「うん!!」
ユウっちは俺の手を握り返してくれた
……嬉しい
少しくすぐったい感情を胸いっぱいに膨らませ
出口に向かって歩き
………外に出た筈だった
さっきより更に近くなるユウっちの顔
…ち、近い!
「ちょ、動くなっ!」
「動くなって言われても無理っすよ!だってす、……すす…」
「逆エビ…」
「ひっ…!」
逆エビの刑をされたときの痛みと恐ろしさが一瞬にして蘇る
と、同時に左目の視界がいつもより明るくなる
「よし!」
「これは…」
左髪には髪止めがついていた
「さっき私がつけてたやつだけど…嫌だった?」
「いや!全然嫌じゃないっす!!」
「ふふっ…そう」
「!!?さ、さぁ!行くっすよ!」
ユウっちの手を握ると
「うん!!」
ユウっちは俺の手を握り返してくれた
……嬉しい
少しくすぐったい感情を胸いっぱいに膨らませ
出口に向かって歩き
………外に出た筈だった