激甘男子の愛し方
食べさせすぎた俺の責任でもあるしな。
仕方ない。
それより今は真子の体調の方が心配だし。
もしかして目覚めても気持ち悪かったら、今日は帰って病院に連れて行こう。
少し表情が柔らかくなって眠っている真子の頭を、そっと撫でた……
―――――――――――……
「んっ……」
どのくらいの時間が経ったのだろう……?
1時間くらいか……?
真子が声を漏らした。
「真子、気分悪いか……?」
まだ目をつぶったままの真子に声をかける。
やっぱり医者に……
「パ……パ」
……え。