激甘男子の愛し方
「さっ、そろそろ寝ようか」
髪を乾かし終わって、一緒にテレビを見ていた洸が言った一言。
「あっ、うん」
もう12時過ぎてるもんね。
って……
寝るってもちろん……
「真子、ベット行くか?」
「う、うん///」
一緒にってことだよね……
「おいで」
先にさっさとベットに入った洸は、あたしを甘い声で呼ぶ。
「ん……」
少し恥ずかしながらも、俯いて洸の隣にそっと座った。
「真子……」
――ドキッ
名前を呼ばれてそっと抱き寄せられた肩。