激甘男子の愛し方



「真子にキスをすると、慣れてないせいか瞳を潤ませるんだよ」



綺麗な瞳にうっすらと涙を浮かべて、頬をピンクに染める。



「それで、眠ってからも寝返りをうつたびに、真子の胸がチラチラ見えるし……」



「あぁ、真子ちゃん、結構巨乳……」



「あ゛?」



「お、怒んな。ちょっと言っただけ……」




「想像もするな」



「なんてヤツ……」



真子を明良の妄想で汚すなんて絶対に許さねぇ。



「あのさ、なんで我慢するわけ?付き合ってるんだし、別にいいんじゃねぇ?」



「あぁ……まぁな」



確かに付き合ってるから、いいのかもしれない。




真子も、あのままだったら俺を受け入れてくれたかもしれない。




でも……



< 239 / 339 >

この作品をシェア

pagetop