激甘男子の愛し方
「あ、あぁ、それでいいよ。飲み物はいいのか?」
「あたしはオレンジジュースにしようっと。洸はどうするの?」
「俺はコーヒー」
「はーい」
珍しくいい返事をした後、ウェイターさんを呼んで注文する真子。
そしてそれから数分後ケーキと飲み物が届いた。
「うわぁ!美味しそう!食べていい!?」
「ふっ、どうぞ」
「いただきまーす!」と元気よく言って、真子がぱくりとケーキを口に運んだ。
「っ!おいしっ!!」
キラキラとした瞳をさらに輝かせて、ケーキを見つめる真子。
お味はお気に召したようだ。
これでまた一つ、真子の機嫌取りの為のケーキが見つかった。