激甘男子の愛し方


「洸は食べないの?」



「あぁ―……じゃあ俺もいただきます」



手を合わせて俺もケーキを一口口にした。



あまっ……



たくさん乗っているフルーツにはシロップだろうか?




とにかく甘い味が口いっぱいに広がる。



まずくはないけど、俺には少し甘すぎるな……




つーか俺、元々甘いもの得意じゃなんだよね。



嫌いでもないけど……



でも、真子が甘いものが大好きだから……



だからつい、そのことを隠してまでこうやってカフェに来てケーキを頼んでいるんだ。




そしてもう一つ、こうやってカフェに来てケーキを頼む理由がある。



それは……




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