激甘男子の愛し方

バラの花-洸Side-





「いいのか?真子?」



「もう///何度も聞かないでよ」



そう言われても、やっぱり男でも土壇場で焦るんだよ。




そっと真子を俺の部屋のベットに押し倒したのはいいものの、緊張で手が震える。



ダサいな……俺。



「あのさ……真子」



「もう、次はなに///?」



「こんな緊張するんだな。好きな女に触れるって」




「え?」



真子が震えている俺の手に気付いたのか、そっと手を重ねてきた。



「ふっ……あたしが好きになった洸だ」



「……え?」



「そんな洸を、あたしは好きになったんだよ?」








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