激甘男子の愛し方


―――――――――……


「んっ……」



あっ、俺寝てた……?



帰って来た時は夕暮れだったのに、もう部屋の中は真っ暗だ。



今何時だ……?



横でまだぐっすりと寝ている真子を起こさないように、携帯を手に取り時間を確認する。



よかった。



まだ6時半か。



夜遅かったら寧々さんが心配するもんな……



――プ二プ二



ふっ……



すやすや眠っている真子の頬を触る。


すべすべして柔らかい。



頬だけじゃなく、全身すべすべで柔らかかったもんな―……





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