激甘男子の愛し方


「えっ!?洸!あんたお墓でプロポーズしたの!?」


「別にいいだろ。俺がそこでしたかったんだから」



「でもお墓ってあんたね~」


言い合いを始める2人にあたふたする。



「あ、あの、あたしは嬉し……」



「俺はどうしても真子のお父さんの前で約束したかったんだよ。真子を一生大切にするって……」



「洸……///」



ジッと見つめられる瞳から、視線がそらせられない。



「あんたたちのラブラブは見てられないわね~」



「ほんとほんと。結局バカップルって感じよね~」



っ―……///



「お袋たち、ひがむなって」



「「ほんとにすごい息子ね」」



お母さんと喜美香さんが同時に呆れたように呟いた。





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