激甘男子の愛し方

「こうやって俺が真子ちゃんに接近してるに、あの洸が何も言わないなんて珍しいし！」



「あ、うん……」



確かに洸はあたしに近づく男だったら、たとえ明良君でも許さなかったもんね……



ちょっと厳しく言いすぎたかな……？



「原因は分かってるんだろ？」



「まぁ……」



「じゃあ頼むよっ！なっ！！」



そ、そんなに必死に頼まれると……



「う……ん」



頷くしかないでしょ……



明良君が席に戻ってすぐに、美知佳があたしの所にやってきた。



「明良君、何の用事だったの？」



「うん、ちょっと洸のことで……」



「あぁ―……そろそろあいつをどうにかしてほしいって？」