激甘男子の愛し方

ただ一緒に‐洸Side‐



「……」



「……」



「……」



「あぁ!もうっ!」



「……」



「ウザイっ!!」



何だよ……



突然叫びやがって。



昼休み中の俺たちは、飯を済ませたばかりだった。




「ウザイならここに居なきゃいいだろ。他のヤツのとこ行けよ」



友達くらい他に居るだろ。




「こんなお前おいていけるわけないだろ……」




ボソッと呟く声は、俺に耳に届いていたが、俺は聞こえてないふりをした。





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