あの日の空を見上げて
第1章 過去
~出逢い~
『どうしたの?』
『別に……』
これが君と初めて交わした会話だった。
君の綺麗な漆黒の瞳に見つめられたときから
俺はもう虜になっていたのかもしれない…
ねぇ…覚えてる?
俺は覚えてるよ。
あの日の空も雲一つない真っ青な空だった。
『別に……』
これが君と初めて交わした会話だった。
君の綺麗な漆黒の瞳に見つめられたときから
俺はもう虜になっていたのかもしれない…
ねぇ…覚えてる?
俺は覚えてるよ。
あの日の空も雲一つない真っ青な空だった。