crazy∞cat
異世界へ…
クロが服を着たところで話が始まった。
「クロは地球とは違う世界から来たのにゃ。」
「違う…世界…?」
「そうだにゃ!その世界では争いもなく平和だったんだにゃ。でも最近ある事件が多発してて…それはご主人様しか止められないんだにゃ!協力してくれにゃいか?」
「断る。」
俺は即効断った。
「俺は面倒ごとが嫌いなんだ。異世界のことなんか知ったことか。」
「この世界で鬼神と呼ばれたご主人様にしかお願い出来ないのにゃ…」
「…なんでそれを知ってる…?」
「ご主人様が鬼神と呼ばれる強さを持つ理由は僕たちの世界の兵器の魂が原因だからにゃ。」
「兵器の魂…ってなんだ?」
「兵器の魂とは先祖が私利私欲のために悪いことをしたことにより子孫に受け継がれるのにゃ。ご主人様には゛牙狼の魂゛と言われる兵器が宿ってるにゃ。」
「牙狼?」
「初代牙狼は唯一私利私欲とは関係なしに殺しをしたと言われてるにゃ。だけど殺しは殺し。昔の人は牙狼を許さなかったのにゃ。そして初代牙狼は処刑されたにゃ。いろんな説はあるけど有力な説は他の兵器の魂達を狩っていたという説にゃ。」
「てことは…俺の先祖は異世界の殺し屋ってことか…?」
「そういうことだにゃ。」
「それで?異世界に行ったとして俺は何をすればいいんだ?」
「他の兵器の魂達を全部狩ってほしいにゃ。今兵器達はご主人様を探して罪のない人達を殺してまわってるにゃ。先祖の敵であるご主人様を探して。兵器の魂を持っている人は兵器の魂を持った人じゃないと倒せないんだにゃ。」
「だから俺に殺しをしろと?」
「殺さなくても兵器だけ抜き取ればいいにゃ。牙狼はそれが出来る唯一の兵器。」
「ちなみに他の兵器の数は?」
「数百だけど兵器同士で狩りあっているから今は百弱くらいだにゃ。」
「兵器同士で狩りあってなにかあるのか?」
「他の兵器を吸収することによって自分の力に出来るにゃ。そしてすべての兵器を集めたら願いが叶うと言われている。」
「なるほど…」
「ご主人様なら来てくれるにゃ?」
「丸くなってから退屈してたんだ…暴れにいくかな…」
「本当に来てくれるにゃ?」
「わかった。今すぐ行こう。」
「了解にゃ!目をつぶってこう三回言うにゃ。"サギドガンドルへ。"これから行く世界の名前を三回言えば自然とつくにゃ!」
「サギドガンドルへ…サギドガンドルへ…サギドガンドルへ…」
目を開けると全く知らない世界だった。
緑に囲まれ、人がたくさんいる。遠くにはたくさんの建物。地球とあまり変わらないように見える。
「ご主人様!ようこそサギドガンドルへ!」
クロはそういった。
「まずはどうするんだ?」
「とりあえず…修練屋に行くにゃ!」
「修練屋ってなんだ?」
「ついてくればわかるにゃー!」
「おい!」
俺はクロを追いかけた。
これから始まることに期待と不安を持ちながら…
「クロは地球とは違う世界から来たのにゃ。」
「違う…世界…?」
「そうだにゃ!その世界では争いもなく平和だったんだにゃ。でも最近ある事件が多発してて…それはご主人様しか止められないんだにゃ!協力してくれにゃいか?」
「断る。」
俺は即効断った。
「俺は面倒ごとが嫌いなんだ。異世界のことなんか知ったことか。」
「この世界で鬼神と呼ばれたご主人様にしかお願い出来ないのにゃ…」
「…なんでそれを知ってる…?」
「ご主人様が鬼神と呼ばれる強さを持つ理由は僕たちの世界の兵器の魂が原因だからにゃ。」
「兵器の魂…ってなんだ?」
「兵器の魂とは先祖が私利私欲のために悪いことをしたことにより子孫に受け継がれるのにゃ。ご主人様には゛牙狼の魂゛と言われる兵器が宿ってるにゃ。」
「牙狼?」
「初代牙狼は唯一私利私欲とは関係なしに殺しをしたと言われてるにゃ。だけど殺しは殺し。昔の人は牙狼を許さなかったのにゃ。そして初代牙狼は処刑されたにゃ。いろんな説はあるけど有力な説は他の兵器の魂達を狩っていたという説にゃ。」
「てことは…俺の先祖は異世界の殺し屋ってことか…?」
「そういうことだにゃ。」
「それで?異世界に行ったとして俺は何をすればいいんだ?」
「他の兵器の魂達を全部狩ってほしいにゃ。今兵器達はご主人様を探して罪のない人達を殺してまわってるにゃ。先祖の敵であるご主人様を探して。兵器の魂を持っている人は兵器の魂を持った人じゃないと倒せないんだにゃ。」
「だから俺に殺しをしろと?」
「殺さなくても兵器だけ抜き取ればいいにゃ。牙狼はそれが出来る唯一の兵器。」
「ちなみに他の兵器の数は?」
「数百だけど兵器同士で狩りあっているから今は百弱くらいだにゃ。」
「兵器同士で狩りあってなにかあるのか?」
「他の兵器を吸収することによって自分の力に出来るにゃ。そしてすべての兵器を集めたら願いが叶うと言われている。」
「なるほど…」
「ご主人様なら来てくれるにゃ?」
「丸くなってから退屈してたんだ…暴れにいくかな…」
「本当に来てくれるにゃ?」
「わかった。今すぐ行こう。」
「了解にゃ!目をつぶってこう三回言うにゃ。"サギドガンドルへ。"これから行く世界の名前を三回言えば自然とつくにゃ!」
「サギドガンドルへ…サギドガンドルへ…サギドガンドルへ…」
目を開けると全く知らない世界だった。
緑に囲まれ、人がたくさんいる。遠くにはたくさんの建物。地球とあまり変わらないように見える。
「ご主人様!ようこそサギドガンドルへ!」
クロはそういった。
「まずはどうするんだ?」
「とりあえず…修練屋に行くにゃ!」
「修練屋ってなんだ?」
「ついてくればわかるにゃー!」
「おい!」
俺はクロを追いかけた。
これから始まることに期待と不安を持ちながら…