シュガーレスキス
「はあ、はあ」
息が苦しくて、アパートに戻った頃にはもう食材を冷蔵庫に入れる元気すら無くなっていた。
もしかして、また体調悪くしてるのかな。
インフルエンザほどじゃないけど、とにかくだるい。
何とか肉類と魚だけは冷蔵庫に入れて、他のものは放置したまま布団を無造作に敷いて横になった。
明日は料理なんか出来る雰囲気じゃないし、聡彦も連絡くれそうもない。
体も心も弱ってしまい、私は布団の中でシクシク泣いていた。
その時、玄関のドアをガチャガチャと開ける音がした。
合い鍵を持ってるのは聡彦だけだ。
もしかして……。
ドアが開いて、仏頂面をした聡彦が入って来た。
「やっぱり体調悪かったのか。最近顔色悪いし、今日は熱もあるっぽかったから」
「見てたの?私の事……無視してたんじゃないの?」
聡彦は私の額に手を当てて、熱の状態をみている。
息が苦しくて、アパートに戻った頃にはもう食材を冷蔵庫に入れる元気すら無くなっていた。
もしかして、また体調悪くしてるのかな。
インフルエンザほどじゃないけど、とにかくだるい。
何とか肉類と魚だけは冷蔵庫に入れて、他のものは放置したまま布団を無造作に敷いて横になった。
明日は料理なんか出来る雰囲気じゃないし、聡彦も連絡くれそうもない。
体も心も弱ってしまい、私は布団の中でシクシク泣いていた。
その時、玄関のドアをガチャガチャと開ける音がした。
合い鍵を持ってるのは聡彦だけだ。
もしかして……。
ドアが開いて、仏頂面をした聡彦が入って来た。
「やっぱり体調悪かったのか。最近顔色悪いし、今日は熱もあるっぽかったから」
「見てたの?私の事……無視してたんじゃないの?」
聡彦は私の額に手を当てて、熱の状態をみている。