シュガーレスキス
「でも、一人で育てるなんて、やっぱり無謀だったかな」
「いや、それより、俺に知らせないで先に如月に相談した事の方が大問題だから」

 聡彦は、相変わらずの焼き持ち妬きっぷりでプンプンと怒っている。

 そんな彼を見て、私はクスクスと笑った。

 聡彦……私、幸せだよ。

 あなたと一緒に過ごせて、本当に幸せ。



 来年は3人で新しい風の中を、仲良く生きようね。
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