シュガーレスキス
「ごめん……」
聡彦がそうつぶやいて、さらに強い力で私を抱きしめてくる。
「3番目だなんて、嘘だよ。俺には菜恵しかいない。1番は菜恵だけ」
「……」
ツンツンツンの聡彦が、初めて私に謝った。
しかも、相当優しいトーンで私を一番だって言ってくれてる。
「聡彦」
私は振り返って、正面から彼の肌に直接触れた。
やっぱり彼の体は全体にひんやりしている。
男性らしい筋肉質な固い感触。
この感覚が、どうしても私は彼の包容力に感じてしまって、思わずぎゅっとしがみついてしまった。
どうやら、自分が言った言葉に落ち込んでた上に、お昼に八木さんと仲良くランチしてるのを目撃してしまった事が、さすがのツン男を打ちのめしたらしい。
「菜恵が別の男といるのを見ただけで理性がぶちきれるんだ。駄目だ……相当重症だ」
自分の言動がどうも説明つかないみたいで、聡彦は私の肩に顔を埋めてきた。
まだしっとりと濡れた彼の髪が首筋に当たって、ゾクッと何か甘い感触が体に走った。
聡彦がそうつぶやいて、さらに強い力で私を抱きしめてくる。
「3番目だなんて、嘘だよ。俺には菜恵しかいない。1番は菜恵だけ」
「……」
ツンツンツンの聡彦が、初めて私に謝った。
しかも、相当優しいトーンで私を一番だって言ってくれてる。
「聡彦」
私は振り返って、正面から彼の肌に直接触れた。
やっぱり彼の体は全体にひんやりしている。
男性らしい筋肉質な固い感触。
この感覚が、どうしても私は彼の包容力に感じてしまって、思わずぎゅっとしがみついてしまった。
どうやら、自分が言った言葉に落ち込んでた上に、お昼に八木さんと仲良くランチしてるのを目撃してしまった事が、さすがのツン男を打ちのめしたらしい。
「菜恵が別の男といるのを見ただけで理性がぶちきれるんだ。駄目だ……相当重症だ」
自分の言動がどうも説明つかないみたいで、聡彦は私の肩に顔を埋めてきた。
まだしっとりと濡れた彼の髪が首筋に当たって、ゾクッと何か甘い感触が体に走った。