シュガーレスキス
■第1章(4話)
4-1 ツン復活!
SIDE 奈恵
八木さんとちょっとした寄り道をした。
突然だったし、断りようのないパターンだった。
何故なら、私が八木さんの用事に付き合って社用車で出かけていた時の事だったからだ。
「このまま会社に戻るのもつまらないし。ちょっと寄り道しようか」
「え、でも」
「僕と一緒は嫌?」
八木さんと一緒で嫌なはずがない。
こんな素敵な人と一緒で、普通に車に乗ってるだけでも結構緊張している。
でも、こういう気持ちになってる事だけでも聡彦に知れたら殺されそうな気がして、焦る。
「近くに大きなショッピングモールがあったと思うから、あそこでちょっと歩こうか」
有無を言わさない調子で、ハンドルを握っている八木さんのペースでショッピングモールへと入る事になってしまった。
まあ、ここなら誰かに見られる心配もないし。
私はあまり心配しても意味が無いと思って、少し仕事をサボれるっていう程度の軽い 気持ちで八木さんの言葉に乗ってショッピングモールを歩いた。
八木さんとちょっとした寄り道をした。
突然だったし、断りようのないパターンだった。
何故なら、私が八木さんの用事に付き合って社用車で出かけていた時の事だったからだ。
「このまま会社に戻るのもつまらないし。ちょっと寄り道しようか」
「え、でも」
「僕と一緒は嫌?」
八木さんと一緒で嫌なはずがない。
こんな素敵な人と一緒で、普通に車に乗ってるだけでも結構緊張している。
でも、こういう気持ちになってる事だけでも聡彦に知れたら殺されそうな気がして、焦る。
「近くに大きなショッピングモールがあったと思うから、あそこでちょっと歩こうか」
有無を言わさない調子で、ハンドルを握っている八木さんのペースでショッピングモールへと入る事になってしまった。
まあ、ここなら誰かに見られる心配もないし。
私はあまり心配しても意味が無いと思って、少し仕事をサボれるっていう程度の軽い 気持ちで八木さんの言葉に乗ってショッピングモールを歩いた。