夢恋
キス
【戸城side】
放課後、屋上から教室に向かう途中、すごい足音が近付いてきた
『戸城くーーーん!!』
後ろを向くと、相沢の友達で朔兎の彼女の夏川が、すごい勢いで俺に駆け寄ってきた
『どうした?』
『こっ…これ』
息を乱しながら、夏川が差し出したのは小さく折られた白い紙
俺は、それを受け取り開いた
【今日の放課後東校舎の裏で待っています 玲奈】
『実は、すず嫌がらせ受けてて…その犯人が、柏原さんなの…お願いすずを助けて…』
は…………?
相沢が嫌がらせ……それをしたのが………玲奈………
俺は白い紙をギュッと握りしめ、走り出した
東校舎に近付くにつれ、人の気配はなくなっていく。そんな静まり返った場所で、玲奈の叫び声が聞こえた
俺は狭い道を全速力で走り抜ける。角を曲がると、そこにはカッターを振りあげている玲奈と相沢がいた…
放課後、屋上から教室に向かう途中、すごい足音が近付いてきた
『戸城くーーーん!!』
後ろを向くと、相沢の友達で朔兎の彼女の夏川が、すごい勢いで俺に駆け寄ってきた
『どうした?』
『こっ…これ』
息を乱しながら、夏川が差し出したのは小さく折られた白い紙
俺は、それを受け取り開いた
【今日の放課後東校舎の裏で待っています 玲奈】
『実は、すず嫌がらせ受けてて…その犯人が、柏原さんなの…お願いすずを助けて…』
は…………?
相沢が嫌がらせ……それをしたのが………玲奈………
俺は白い紙をギュッと握りしめ、走り出した
東校舎に近付くにつれ、人の気配はなくなっていく。そんな静まり返った場所で、玲奈の叫び声が聞こえた
俺は狭い道を全速力で走り抜ける。角を曲がると、そこにはカッターを振りあげている玲奈と相沢がいた…