夢恋

自分の気持ち

戸城が出ていった後、あたし達は何も話さず沈黙が続いた…さっきまでの雰囲気が、ガラリと変わっていた



先に口を開いたのは、川瀬だった

『…夏川元気?』

『ナッチ?別に元気だよ。何で?』

『ぃやっ、別に何でもねぇーや!!じゃあ俺教室戻るな』

少し焦ったように立ち上がり、川瀬は教室に帰ってしまった
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