夢恋
【戸城side】



『あったまいてぇー…』

ベットから起き上がると同時に、目眩と頭痛が襲う

時計を見ると、深夜3時を回ったところで、物音は一切しない

俺の実家は少し離れたとこにあるから、今年から念願の一人暮らしを始めた。けど、体調が悪いときは、かなり不便だ

とりあえず何か食べようと、冷蔵庫を開けた…が、何も入っていない

『まぢかよ…』

俺は、再びベットに倒れた

風邪なんか、滅多にひかないのに…

雨が降ってるのに、屋上にいたからかなぁ…




俺は少し苦笑いを浮かべて、また深い眠りについた――…
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