【完】俺に溺れろ!~最強ヤンキー君からのアイラブユー~
*不良サマの彼女!?*
あんなに暑かった夏はあっという間に過
ぎ去り、吹き抜ける風が心地いい、十月
。
我が校では、明日、文化祭が行われます
!
文化祭では私のクラスでは、定番の喫茶
店をやることに。
だけど……。
「や、やっぱり私、厨房がいいです…」
私はおずおずと手を挙げて、そう主張し
てみた。
今のこのLHRでは、明日の自分の場所
を決めている。
まず、接客をする人。
次に、料理をつくる厨房の人。
あとは、客寄せをする勧誘係。
人見知りだから、接客とか客寄せは向い
てない。だから絶対に厨房をやろうと思
ってたのに───……
"じゃあ当然、澪ちゃんは接客ね!"なん
て言われて自動的に接客に放り込まれた
私。
でも……でも……ほんとにそれは、無理
!