戦国姫†絶対零度の雪姫†




「なっ!?貴様、威勢が良いだけではなさそうだっ!!」



私の刀を受け止めたいた刀をいつの間にか振りかざす。



「甘いな、貴様」



「なん、だとっ!?」



刀の動きが良く見える。



さっきのは不意打ち?だったがこの動きは―――見えるっ!!



するりと刀を交して、首筋に刀を持っていく。



いや、私が持って行かれた。



「何っ!?貴様っ!?」



私の首筋には刀。



殺される……いや、殺されなかった。



「おい、雪姫とやら。貴様は面白い。気に入ったぞ。また、会おう」



「なっ」



絶句。



私を殺そうともせずにそのまま立ち去っていく。



恥をかかされた。



「まてっ!!」



だが、そこにはもう風紀の姿はなかった。



< 15 / 16 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop