沿道の果てから

抑制効果

――――
―――
――


まさか、とは思った。カラクリは知らないが、自分が

まして、この年で、

この様な ぷろじぇくと に参加出来るとは。

誰の反対も無い。
だが、それで良い。

私の存在は邪魔なのだから。きっと、そうだ。

過去に行く実験体。

それには、幸先の無い老人が手っ取り早いのだろう。

滑稽じゃ無いか。

理由は分からないし、分かりたくも無いがな。

滑稽なのだよ。
< 17 / 28 >

この作品をシェア

pagetop