沿道の果てから
徳富は、何も言わずに 側の椅子に腰を掛けた。

辺りは沈黙が制する様に、鬱蒼としている。

「簡単な話は、前にも御伝えしました。
あなたは、成功すれば いつかは分かりませんが
過去に行けます。

しかし、未来を変える事はしないで下さい。
その範疇も分かりませんが、殺人とかね

それは勘弁して下さいよ。取り敢えず、人を信用しない事。

つまり、あまり関わらない事です。

そして、そこで問題などがありましたら、我々が明日 御渡しする日記帳に
書き入れていって下さい」
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